「月と指」５月、課外授業 @ 石坐禅の栖曇寺レポートです！
日々是好日。
わたしの大好きな言葉で「日々是」というイベントのタイトルにも使っているのですが、この日はなんと偶然にもその書がかけられておりました。
住職がそのお話を始めた途端、みんなで顔を見合わせてしまいました！
本堂での坐禅中には爽やかな風にその書が揺れ、カタカタと音を出してなんとも心地よい空間となりました。
坐禅では、
呼吸と、腹の前に置いた印に注意をとどめ、５感に左右されない状態を養います。
風や音の心地よさを味わってしまう私たちは、合掌ののち、住職に肩を叩いて頂き、ピシッとマインドを入れ替えつつ、座っていきました。
そのあとは、待望の庭園の散策と石坐禅。
散策とは行っても、むしろ山登り！
岩を掴み、岩に抱きつき、猿のように移動しました、笑。楽しすぎ！
栖曇寺は、修行に専念するため、もともと人を寄せ付けない場所に建立されたのだとか。確かに…動物か精霊しか、いないような雰囲気です。
住職にご説明を受けた後、それぞれが気に入った岩を選び、それぞれの場所で石坐禅を体感しました。
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風が吹けばそのように…
虫が止まれば、そのように…
葉が落ちれば、そのように…
自分の重さが落ち葉に沈めば、そのように…
まるで、自分が緑色や茶色になって、風がこの身を吹き抜けている、そんな感覚でそこにいました。
みんなも同じように感じていたようです。
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その後のランチタイムには、わいわいガヤガヤといろんなお話をしました。
静寂・自然、の場面から、活性・人の繋がりの場面へ。
みんななんだか、名前や年齢や肩書きなんか詳しく知らないんですが、繋がってる間柄。
一応、
「みなさん、坐禅はどーでしたか？」
と聞いてみたけれど、
やっぱり目の前のおいしそうなごはんに目が行ってるみんな。
笑いながらそれを素直に表現するみんな。
無邪気に笑い、真面目な話しもする。自分の表現もする。
この瞑想のあとのサンガのような会が、実はとても大切だったりします。
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次回は寒くなる前の秋に開催することにしました！
紅葉がきれいだろうなー…
そんな風に未来を想像することも、幸せなことです♡
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